本殿と御神木。本殿は参道から見て一番奥にある三間社流造の建物で、御祭神の「武甕槌大神」(日本建国・武道の神様)をお祀りしてあります。本殿・石の間・幣殿・拝殿の4棟からなる社殿は、元和5年(1619)、徳川2代将軍の秀忠公が寄進したもので、重要文化財に指定されています。
拝殿前の足元を撤去しているところでした。拝殿は手前に見える建物で、正式参拝や結婚式の際に上がることができます。
拝殿の入り口。
実は、この拝殿の写真をパシャパシャ撮って次へ行こうとしていたら、警備員さんから「本殿撮りました?」と声をかけられました。「これは拝殿で、本殿は奥ですよ。柵があるから入れないけど、右側からまわって行けば見えますよ。」と教えてもらい、早速脇を通って奥へ。いつも来ていたのに、本殿を気にしたことなかった・・・。親切な警備員さんに感謝しつつ行ってみると、若い女性が2人カメラを構えて撮影中。皆さんよく知っておられます。本殿の方が拝殿より作りが豪華。煌びやかな彩色や細工が施されていました。柵があるのでこれ以上近づけないため、立派な本殿をなんとかいい角度で撮ろうといろいろ試して、こんなものかなと納得して次へ行きました。が、帰って公式HPをよくよく見てみたら、本殿の後ろに御神木があったことに初めて気づきました。本殿に気を取られ過ぎて、御神木があることわかってなかった!撮ってない・・・。でも、大丈夫でした。本殿を撮った中に、ちゃんとおさまっていました。よかったです・・・。
“鹿島神宮の森で最も古く、最も大きい木がこのご神木です。高さ約40メートルに及ぶ杉で、樹齢は約1,300年を数えます。” (こちらから引用)
楼門をくぐってすぐ右手にも立派な大杉があります。おみくじを結ぶ場所になっているので、これが重要な御神木なのかなと思ったりしていました。(境内はそこらじゅう大杉だらけなので、どれも大事そうで、これだ!というのがよくわかりません。)
“境内で2番目に大きな杉なので、二郎杉と呼ばれています。高さ40m、樹齢は700年とみられています。”
樹齢1300年の御神木は柵の中にあるので、一般の人はじかに見たり触ったりはできなかったのかと今回初めて知りました。神聖なものはちょっと離れたところから見るくらいでちょうどいいのだと思います。
- 投稿タグ
- 茨城