櫓門。二の丸から本丸へ通じています。本丸の周りには堀を廻らせてあり、櫓(やぐら)門と、霞門の二か所に橋が渡してありました。現在は西櫓付近が埋め立ててあるので、ぐるりとお堀に水があるわけではないのですが、水のある風景がとてもいいです。
当時のままの櫓門。県指定文化財。明暦2年(1656)に改築。本丸にある櫓門としては関東地方では唯一現存するものだそうです。昭和61~62年に解体修理。
本丸館と東櫓は明治時代の火災で焼失、西櫓は昭和の台風で被害を受けています。櫓門はいろんな時代を乗り越えてきたんですね。
向こうに見えているのが本丸。
本丸側からの櫓門。