真壁の雛祭りに行ってきました。真壁体育館の駐車場にひなめぐりマップが設置してあった(雨風でも大丈夫なように、ポストが立っていました)ので、さっそくもらって歩き出したものの、予想以上に参加店がたくさんで、広範囲にわたっているのを見てびっくり。どこから見たらいいのか見当がつかない…。とりあえずひとつひとつ見学させてもらっている内に、見学の人たちが増えてきて、街の中心あたりにたどり着きました。こういう形のひなめぐりは初めてで、とても新鮮でした♪
お肉屋さんの揚げたてコロッケ(おいしくて安いんです!ホンジャマカ石ちゃんも来てた。)を買い食いしたり、酒屋さんでサービスの甘酒に身も心も温まったり、春を待つ寒中のお祭りといった感じで、誰でも楽しめる雰囲気がとても良かった。真壁の雛祭りが有名というのを聞いていたけど、来てみて納得。お祭りの屋台の感じと、雛人形と、古い街並みと、あれこれいっぺんに楽しめるし、老若男女それぞれに味わいポイントがあって、すごいな~と思いました。小さい子供に歴史とか古い物とか見せようとすると、すぐ飽きて嫌になってしまうのですが、お雛様は子供も興味を持つし、食べ物のお店が歩くたびに点在しているので、ちょこちょこ食べ歩きながら楽しめるんじゃないかな(トイレも充実しているので助かります)。家族でお出かけするのにぴったりのお祭りです。もちろん2人でも。
「川島書店」さんの見世蔵。江戸時代の雛人形。
建物も見どころ。
「川島洋品店」さんの文庫蔵。
右は時代物のストーリーを再現してあります。趣向を凝らしてあって、見ごたえあり。
入口に生けてある梅の花。もてなしの心をそこかしこに感じます。
真壁伝承館は、真壁の歴史や真壁城について学べる歴史資料館と、ホールや会議室などの本館からなっています。奥には新しい図書館もありました。
ここは真壁陣屋(江戸時代の藩庁)の跡地に立っていて、堀のあとなどがわかるようにアスファルトで舗装されています。
真壁体育館が立っているのが真壁城跡地です。体育館周辺は堀の跡がそのまま残っていて、立派なお城と城下町だったんだなあと昔が偲ばれました。「真壁の道は迷い道」と言われるのは、敵が逃げにくいように、四つ角ではなく「鍵」形の曲がり角になっているからだそうです。そう言えばひなめぐり中も、今どこを歩いているのかわからなくなりました…。
旧真壁郵便局(総合案内所)と猪瀬家。立派な門構えの建物がたくさんあって、ゆっくり散策したい城下町でした。
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